ケアマネージャーが知っておきたい医療系サービス

訪問リハビリテーションのサービスの概要

訪問リハビリテーションとは、通院が難しい利用者さんの居宅を訪問して、
リハビリテーションを行うサービスです。
医療機関における急性期、および回復期リハビリテーションを終了した利用者さんに対し、
居宅においてその心身機能の維持回復を図り、日常生活の自立を助けるために行われます。

 

また、訪問リハビリテーションは、退院直後から利用する場合、
通所リハビリ利用までのつなぎとしてなど様々なニーズで利用され、
難病やターミナルケアの苦痛の緩和などにも利用されます。

 

訪問リハビリテーションの提供機関は、病院や診療所、介護老人保健施設の3つで、
計画的な医学管理を行っている医師の指示のもとで、
理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)が利用者宅を訪問し、実施します。

 

実施は、20分間のサービスを行った場合を一回として、
一週間に6回が限度です。

 

訪問リハビリテーションの主なサービス内容

 

@ 生活不活発病(廃用症候群)の予防と改善

 

A 基本動作能力の維持回復

 

B ADL、IADLの維持回復

 

C 介護負担の軽減

 

D 訪問介護事業所への指導

 

E 福祉用具利用や住宅改修に関する助言

 

F ターミナルケアにおける苦痛の緩和

訪問リハビリテーションの医師との関わり

訪問リハビリテーションは、指示を行う医師の訪問から3ヶ月以内にサービスを実施します。

 

別の医療機関の医師から情報提供を受けてサービスを行う場合も、
情報提供を行った医師の診療から3ヶ月以内にサービスを実施します。

 

指示を行った医師は、情報提供を行った医師に、
利用者の状況の変化などの情報をフィードバッグします。

チームアプローチが重要

医師の診療に基づき、医師や理学療法士、作業療法士、
言語聴覚士がアセスメントとそれに基づく評価を行い、
リハビリテーション計画を作成します。

 

ケアマネジャーは、訪問リハビリ事業所と他の事業所との連携を図ることが大切です。
そして、利用者さんの日常生活上の注意点や介護の工夫など、
リハビリテーションに関する情報の橋渡しをすることが望まれます。

 

また、リハビリ専門職の評価などに基づき、必要があればケアプランの変更も行います。