ケアマネージャーが知っておきたい医療系サービス

訪問看護の導入のタイミング

訪問看護の導入は、「早め」が理想です。

 

ケアマネジャーと訪問看護師の間で、「導入のタイミング」に対しては最も温度差があると言われます。

 

「これぐらいの症状で訪問看護をお願いしても良いだろうか?」と逡巡してしまう場面も多いと思いますが、
訪問看護の役割には、病状観察もあります。
ですから、慢性疾患を持つ利用者さんに対しては、予防的に導入しても何の問題もありません。

 

予防的なケアや、病状の悪化予防、栄養状態の改善、入院が必要かどうかの判断など、
訪問看護士等が、医療的な視点で判断してくれます。
利用者さんは、殆どの人が何らかの病気を持っているのが普通で、
全く訪問看護の対象とならない利用者を探すほうが難しいくらいです。

 

「これぐらいの症状で訪問看護をお願いしても良いだろうか?」と悩んでいるくらいであれば、
早めの導入を心がけるほうが賢明です。
悩むくらいであれば、対象となるかどうか、医師や看護師に尋ねてみる事もおススメです。

訪問看護の依頼方法の裏技

利用者さんの生活の中で、医療面について確認したり判断してくれる訪問看護はきわめて重要なサービスです。
ですから、訪問看護の質は、利用者さんの支援にとても影響力を持ちます。

 

ケアマネジャーとしては、連携がとれ、信頼できる訪問看護ステーションとチームを組みたいものです。

 

しかし、どの訪問看護ステーションを使うかは、訪問看護指示書を交付する医師の判断による場合もあります。
もし、意中の訪問看護ステーションがあるのであれば、まず、そのステーションに相談に行きましょう。

 

そして、医師へ相談にいく場合は、「〇〇さんの訪問看護指示書をお願いします。」と依頼するのではなく、
「〇〇さんは、××の目的で訪問看護の導入が必要ではないかと思うのですが、いかがでしょうか。」と言う形で、
あくまでもケアマネジャーとしては相談を持ちかける立場にまわり、
医師に判断してもらうことがスムーズだと考えます。

 

また、個人によっても差がありますが、医療職の中には「こうあるべき」という考えを抱いている人も多くいます。
利用者さんに対して、「もっと清潔にして暮らさないといけない!」と指導してしまうひとも入るほどです。

 

ケアマネジャーは、コーディネート役ですから、
「生活の中に医療がある」という価値観を共有してもらうことができるよう、
調整を図ることが必要です。